【今日は何の日?】3月21日は春分の日!春分とは?お彼岸との関係は?
こんにちは!
ぼた餅が食べたいみぃですฅ^._.^ ฅ
祝日である今日は春分の日です🌸
春分の日は日付を指定したものではなく、天文観測により春分日というものが選定され、その日を休日とされます。
この祝日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨とされています。
春分日とは
では先程書いた春分日とは何なのでしょうか。
まず春分というのは、二十四節気の4つ目です。「昼の長さと夜の長さがほぼ等しくなる」とよく言われていますが、実際には日本では約14 分ほど昼の方が長いそうです。
そして春分日は、太陽が春分点(黄経0度)を通過した瞬間が属する日のことを言います。
と言っても、よく分かりませんね。簡単に言うと「太陽が真東から昇る日」ということです。この真東から昇る日は1年に2回のみで、それが『春分日』ともう1つ『秋分日』なのです。
春のお彼岸との関係
春のお彼岸は春分の日を中日とし、前後3日間を合わせた計7日間です。つまり今年は、彼岸入りが3月18日(月)、彼岸明けが3月24日(日)となります。
お彼岸にお墓参りをする理由
この「お彼岸」と言えばお墓参りですよね。祝日の今日に行く方も多いのではないかと思います。では、どうしてお彼岸にお墓参りをするのでしょうか?
お彼岸は「彼方の岸」と書き、仏様が住んでいる"あちら"の世界を指しています。そして反対に迷いや煩悩にあふれた"こちら"の世界を「此岸(しがん)」と言います。
極楽浄土である彼岸は遥か西のかなたにあり、今私たちが存在している此岸は東にあると考えられています。太陽が真東から昇り、真西に沈む春分の日(秋分の日)は、彼岸と此岸が一番近くなり最も通じやすくなる日として、先祖供養のお墓参りがされるようになりました。
また、この日にご先祖様の供養を行えば、自分自身も極楽浄土に行けるのではないかと考えられているのです。
ぼた餅を食べる
春分の日には「ぼた餅」を食べる習慣がありますよね。「おはぎ」は秋分の日に食べるものとされています。しかしこの2つ、実は同じ物なのです。
ぼた餅を漢字にすると「牡丹餅」、おはぎは「お萩」と書きます。牡丹は春に咲く花、萩は秋のお供え物ですので、それぞれの季節に合った呼ばれ方をしていることが分かります。また、地域などでも呼び方が違うようです。
ぼた餅を食べる理由
ぼた餅に使われる小豆の朱色には邪気を払う力があるとされており、ご先祖様に小豆を使ったぼた餅をお供えするようになりました。そして、お供えしたときに家族で一緒に食べたのが、今でも春分の日に食べる習慣として残っているようです。
さいごに
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、本当にここ数日暖かくなりましたよね。
お墓参りに行き、ご先祖さまと自然に感謝しつつぼた餅を一緒に食べ、暖かくなってきたこの空気を感じるのも良いですね。
二十四節気において、春分の前は啓蟄です。啓蟄については【今日は何の日?】3月6日は啓蟄の日!…啓蟄とは?をお読みください。
おわり♪